2014年6月10日火曜日

刻印石

刻印石周辺の石の並び

肥前佐賀藩 鍋島家の刻印
集積した際にどこの大名の所有物かを
明示するためといわれています。
石の(の)二面に彫られてどの面が天になっても
必ず刻印がみられるようになっています。
アルファベットのLの縦と横

ノミ整形石(割った石にノミで形を整えていったもの)

割石(割面と自然面が混在する)

調整石(割石のうち、ある目的の形状に加工して整えた石)
平石・角石などがある。

自然石
一日350名が二日間で7石を引いて(石場付近から浜までは竹を三重に敷いて)運び出し、浜近くでその善し悪しが検品され選定されて浜に出された。
浜からは船にのせ運んだ。

その先は修羅にのせて350人でこれをひいた(修羅一台に10石をのせて運んだ)

春から10月(農繁期)に砕石活動を11月から正月(農閑期)にかけて運搬をおこなった。
山間部で行う砕石活動にくらべ石の運搬作業は搬出路の造成など近隣農民への影響がおおきくその影響を極力、最小限に抑えようとしたとおもわれる。
                  
※兵庫県教育委員会の資料より